ホーチミンには大きな書店が2つあったのですが、そのうち1つの店で手に入れたのがこの本。↓
漫画というと日本の漫画を翻訳したものが主に置かれていたのですが(クレヨンしんちゃんとかタッチとかドラえもんとか・・)、これは現地の漫画家さんが描かれてるみたいです。ちょっと調べてみると、個人というよりB.R.O comic studioというチームで描かれたもの・・?ちょっとそこら辺はよく分かってないですが、表紙からしてなかなか興味惹かれるものが・・。
ショタ系イベントとかに置いてても違和感無いですね。 クラス表。
女子少なっ!ティム4人いるし。まあここでツッこんでも仕方ないですけど、当然僕はベトナム語単語すら分からないので、絵を見て話の流れを想定せにゃいかんのです。
お話は母親のお食事会?から始まります。男の子たちの親が集まってます。
食事会が終わって母が息子にガチギレしてますが・・。
ああなるほど。ここだけは瞬時に理解できた自分が嫌なくらいです。
しかしまあ子供がナニを致してる場面をバッチリ出してくる漫画もそうそう無いのでは・・?とにかく、ここからそれぞれの男の子と親の何かしらの衝突が描かれていきます。
そこで、クラスの男の子たちの鬱憤が溜まってきた頃。この茶髪の小さいの(ダイくん?)が親への一斉蜂起を煽り立てます。どうやらこの小さいのはクラスのリーダー的なポジションのようです。
しかし、子供たちのささやかな反抗も結局、親の前では無駄に終わってしまうわけで・・。
そこで彼らが取った行動は・・
みんなで別の場所に一緒に住むこと。それにしても、寝っ転がり方にみんなの個性が表れてて良いですね。
何考えてんだカタツムリ(命名)!どうやらそーゆー相関図が出来上がってたみたいですね。
ぶっちゃけ、ここ見て購入決めました。さて、子供たちだけの夢の新生活もそう長く続くはずも無く・・いろいろあってシェアハウスで
火事が起きてしまいます。
最後は親子で互いの身の無事を喜んでめだたしめでたし、といった感じです。
うーん・・台詞なんかはぜんぜん分からないけど、久しぶりに面白いの読んだなーって思いましたね。絵柄や表現がどことなくレトロなとこもツボですし、何よりそれぞれキャラが立っているところなんか。
ティム4人は除いて。あと、日本のベタなギャグ漫画とノリが似てるからってのもあるかもしれませんね。ベトナムの漫画見てるって感じが途中でしなくなりまたし・・。
ちなみにハノイのおもちゃ屋の屋台でもこういう冊子を
表紙買いしたのですが、
(ショタ成分が)すげえ表紙・・。でも中身はいろいろな人の短い作品が集められてるもの。
この人の漫画ありました!12星座モチーフの子らの漫画です。
やっぱ売れっ子の漫画家さんなんでしょうか。
ちなみに上記で紹介した作品の名前は「Học sinh chân kinh」といいまして、キャラのプロフィール等が載っている公式サイトはこちら→
http://hocsinhchankinh.com/(外国のサイトに飛びます)
やはりベトナム、奥深し。